肺炎球菌による電撃性紫斑病を経験しました。
電撃性紫斑病は敗血症に伴うものとしては
①髄膜炎菌が圧倒的に多い。
②肺炎球菌が次いで多い。
髄膜炎菌による電撃性紫斑病は髄膜炎菌菌血症の15~25%に発症。
急性発症の皮下出血・皮膚壊死←微小血管の血栓閉塞やDICによる出血症状が前面に出た病態
早期に積極的な介入(抗菌薬や末梢循環の支持療法)が鍵。
活性化プロテインC投与による電撃性紫斑病の改善がみられたとの報告がある。
外科的デブリドマンと植皮が必要になることも多い。Amputationが必要になることもある。
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