2010年2月1日月曜日

抜管後の声門狭窄の予測や予防

*カフリークテストの感度・特異度
カフリークテストでリークがない場合に抜管後のStridorの率に対する感度は56%、特異度は92%

*ステロイド投与について
6つのRCTのメタ解析(計1953人の成人患者)では糖質コルチコイドの投与を受けた患者群では抜管後のStridorの率が減った。
(6.1 vs 15 %, RR 0.47, 95% CI 0.22-0.99)
また再挿管の率も統計学的に有意ではないが減った。
(2.7 vs 4.7 %, RR 0.48, 95% CI 0.19-1.22)

印象としてはカフリークテストは感度・特異度ともに低いと思っていましたが、特異度は高いんですね。勉強になりました。

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